石内都
ISHIUCHI Miyako
1947年群馬県生まれ。「絶唱、横須賀ストーリー」、「APARTMENT」、「連夜の街」で街や建物を被写体に記憶や時間を とらえ、自分と同じ年に生まれた女性の手足を撮った「1・9・4・7」、身体に残る傷跡の「SCARS」、「INNOCENCE」などを発表。’05年、第51回ヴェネチア・ビエンナーレ日本代表となり、母親の遺品を撮影した「マザーズ 2000-2005 未来の刻印」を 発表。’07年から広島平和記念資料館に収蔵された被爆者の遺品の撮影を始め、日本各地およびカナダで個展「ひろしま」を開催。’13年、画家フリーダ・カーロの遺品を撮影した「Frida by Ishiuchi」を発表。’15年10月にポール・ゲッティミュージ アム(ロサンゼルス)で個展。
’79年第4回木村伊兵衛写真賞、’99年第15回東川賞国内作家賞、’06年日本写真協会賞作家賞、’09年第50回毎日 芸術賞、’11年第60回神奈川文化賞、’13年紫綬褒章、2014年度ハッセルブラッド国際写真賞受賞。東京国立近代美術館、東京都写真美術館、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ヨーロッパ写真館など多くの美術館で作品が収蔵されている。
「Square展」(2021〜2023)
「『秋山祐徳太子の母』出版記念展」(2015)
「自画像★2012 −9人の美術家による新作自画像と小品展」(2012)