うごめく東北の鼓動  泉川のはな|條野千里    うごめく東北の鼓動 フライヤー

2014.10.27(mon)-11.1(sat)

泉川 のはな  Nohana Izumikawa


1991年 沖縄県生まれ
2014年 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース卒業
現在 東北芸術工科大学大学院修士課程洋画領域1年在籍

《グループ展》
2008年 「浮寝鳥のすむところ」 おきなわ時間美術館、沖縄
2011年 「onetwoflower」 沖縄県立美術館県民ギャラリー、沖縄


《受賞》
2014年 「東北芸術工科大学卒業制作展」優秀賞


作家コメント:

私の故郷は沖縄である。
積み重なった歴史の光と影が共存するこの島は、
万華鏡のようにあらゆる景色を映し出す。


 “オキナワ”らしいイメージに疑問を持ち続ける私が、
東北の地から故郷を眺めた時、一体何が見えるのだろうか。
それは常に移ろい行く幻影かもしれない。
それでも私は“沖縄とは何か”という疑問を手放せず
にいる。


《目腫らしの木》 
紙、鉛筆、色鉛筆 571×394mm






《起立する自己》 
キャンバス、油彩 727mm×727mm 

條野 千里  Chisato Jyono


1991年 北海道生まれ
2014年 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース卒業
現在 東北芸術工科大学大学院修士課程洋画領域1年在籍

《受賞》
2014年 「東北芸術工科大学卒業制作展」奨励賞

作家コメント:
人間という生き物は心と身体、心身共に身につけている動物である。
”精神が壊れる”という言葉は耳にするが、身体が壊れるとはあまり聞かず、
実際に肉体が滅びることは「死」の扱いしかされない。
私が描く絵は「死」ではなく、「壊れていく中で生き延びようとする人間像」を表現したい。
”壊れる”ということはまだ生きていて再生が可能であり、
何度も救うことができ、祈りのように、救われる。