社会的な伝統や習慣、あるいは制度の持つ張子のように薄い馬鹿馬鹿しさや、だからこその豊かさ。
また、背景として無視できない財としての富の存在。
幸福という物語が、社会的関係性のなかで相対的に成り立つ権力構造として、
それを構成する主体としての個人にあらゆる作用をしていることを臭わせる雰囲気が重要です。
【プロフィール】
1983年 神奈川県生まれ
2004年 國學院大学文学部史学科中途退学
2008年 和光大学表現学部芸術学科卒業
<個展>
2008年 「幸福画報 - 小市民主義的思考パラダイムへの称賛と批判の全てをこめて」 フタバ画廊(東京)
2010年3月 「幸福画報 - 富と豊かさの理性的認識を目指して」 ギャラリー58(東京)
2010年12月 「幸福画報 - 幸福の知性的主体性」 ギャラリー58(東京)
関連企画
●「画廊からの発言 ’11 -チャリティーオークション」小品展
会場: ギャラリーなつかb.p(銀座5-8-17 8F)
会期: 2011年7月25日(月)-8月6日(土) 日曜休廊
時間: 11:30-19:00 (最終日入札締切14:00)
ギャラリー58からの参加作家
伊藤航

「台所」 ケント紙、スチレンボード、コピー用紙、LED、和紙、乾電池 95×150×100mm 2011年
大森悟

「花かげ 1」 キャンバス、油彩 273×273mm 2011年
●演奏会
日にち: 2011年8月5日(金)
時間: 19:00
会場: ギャラリー58
演奏: 木村友紀(ヴァイオリン)/松崎敦子(ヴィオラ)
曲目:マルティヌー作曲 “3つのマドリガル”
入場無料・約30〜60分

<木村友紀プロフィール>
東京都生まれ。3歳よりスズキメソードでヴァイオリンをはじめる。
東京都立藝術高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科、同研究科、
ならびにハンブルク国立音楽演劇大学修士課程修了
第8回江藤俊哉ヴァイオリンコンクール入選。ハンブルク・エリゼマイヤーコンクール1位入賞。
ドイツ、ハンブルク交響楽団での研修生、キール歌劇場オーケストラを経て、
現在ミュンスター市立歌劇場オーケストラ1.Violine奏者。
これまでにヴァイオリンを土方恭之、石橋紀代子、江口有香、小林健次、Christoph
Schickedanzの各氏に、
室内楽を毛利伯郎、藤井一興、藤原浜雄、小沢英世の各氏に師事。
<松崎敦子プロフィール>
4歳よりヴァイオリンを始め、東京藝術大学音楽学部付属高校へ入学時にヴィオラへ転向。
東京藝術大学音楽学部を卒業後、同大学非常勤講師を勤める。
2001年よりベルリン芸術大学へ留学。2004年に卒業後、ベルリン放送響のオーケストラアカデミーに所属。
2006年よりフランクフルト音楽大学古楽科に在籍。
ベルリン・ドイツ響、ハイデルベルク歌劇場の研修生を経て、現在キール市立歌劇場オーケストラで
副主席奏者を勤めるかたわら、バロックヴィオラやビオラ・ダ・モーレ奏者として古楽の分野においても活動中。
第11回国際ブラームスコンクールヴィオラ部門セミファイナリスト。
これまでに、ヴィオラを菅沼準二、Wilfried Strehle、バロックヴィオラをPetra
Muellejansの各氏に師事。
★同日、15時よりコバヤシ画廊(桑田みどり・ヴァイオリン)、
17時よりギャラリイK(木村友紀・ヴァイオリン/松崎敦子・ヴィオラ)にて演奏会を開催いたします。
●シンポジウム
日にち: 2011年7月30日(土)
時間: 15:00-18:00
会場: 銀座会議室2F(銀座3-7-10)
テーマ: 「3.11以後のアートとアトム」
パネリスト: 岡村幸宣(丸木美術館学芸員)/沢山遼(批評家)ほか
スチューデント・キュレーターズ: 原田裕規・鈴木廉・和田怜子(武蔵野美術大学3年)
●合同レセプション
日にち: 2011年7月30日(土)
時間: 18:30-20:30
会場: 銀座会議室2F(銀座3-7-10)
東京現代美術画廊会議 ギャラリーMAP
