鎭目 紋子 Ayako Shizume
2008.9.15(Mon)-9.20(sat)
1981年 2003年 現 在 2003〜 06年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 |
東京都生まれ 慶応義塾大学法律学部政治学科 卒業 東京藝術大学美術学部絵画科入学 東京藝術大学大学院美術研究科 修士課程在中 8歳ごろはじめて油絵を描く ダンス白州(山梨)スタッフ参加 田中泯・桃花村関連公演 舞台スタッフ及び黒子参加(山梨、静岡、東京新国立劇場ほか) 久米桂一郎賞受賞展(東京藝術大学) 根津二丁目川上アパート二〇一(展)(東京) 桐生再演12(群馬・栃木) わたらせアートプロジェクト2007(群馬・栃木) ワタラセアートプロジェクト2008(群馬・栃木) |
タイトル 「さよならと東京」 Goodbye, and Tokyo
【作家コメント】
有り態な絶望に
わかりきっていても堪らなくなる。
まもなく世界は終わる。
結局、ただ描くほかに居られずに
また絵画に戻ってきた。
描くことで自分を保った。
絵がすべてをみせてくれた。
東京のなかに生まれ育ち、両祖父母も東京在住。
この都市を、揺れ・ぶれ・移動しつづけ、四半世紀を居ながらにして
いつまでも定かになることのない〈東京〉の底から
自他を、愛憎を、不可分のまま筆を重ねた『水底(みなそこ)』シリーズ。
ことばにならない必然から漠として始まったこの絵画群をもって、今回の初個展とする。
透けるほどの脆い薄紙と数えきれない筆致の重層は、実物の前で確かめて戴きたい。
水底Y 澱と光 1200×1200o パネル・典具紙、墨、膠、顔料インク
水底X 硝子箱 900×1950o パネル・典具紙、墨、膠、顔料インク
水底W 1700×17000o パネル・典具紙、墨、膠、顔料インク
水底T, 水底U, 水底V, 600×1400o(各点とも) パネル・典具紙、墨、膠、顔料インク