尾藤 敏彦 Toshihiko Bito
2008.11.24(Mon)-11.29(Sat)

1946年 岐阜県生まれ
1969年 武蔵野美術大学卒業

<油彩画による発表>
1974・76年 個展 (ルナミ画廊)
1977年 ルナミ画廊選抜展
1978・80・83・84年 個展 (日本画廊)

<蝋型鋳造による発表>
1992年 個展「OPUS」-ある錬金術師の (日本画廊)
1994年 個展「剥がされた皮膜」 (ギャラリーアートワークス)
      個展「エロスを望郷する禁止の制服」 (日本画廊)
1996年 広瀬長江と尾藤敏彦展 (あらゐギャラリー)
1998年 個展「玄」 (日本画廊)
2001年 個展「確かで幽かに透視しうるもの」(日本画廊)
2003年 個展「玄・洞」(銀座1丁目ギャラリー)
2004年 個展「玄・洞」2(ギャラリー元町)
2005年 二人展「Chaos. Eros.Thanatos」(あかね画廊)

<テンペラ・油彩による製作発表>
1986年 個展「無限泡影」ヨシダ・ヨシエ企画(ギャラリー三真堂)
1987年 個展「海」(日本画廊)
1988年 グループ展「牧神に捧げるヨシダ・ヨシエ企画(牧神画廊)
      グループ展「穴についての考察」ヨシダ・ヨシエ企画(ギャラリーみやこ)
1989年 個展「エロスの創世記」(日本画廊)
1990年 グループ展(バンブーギャラリー)
1990年 安井賞展
      個展「Sacrificium」エロース・タナトス・そしてムネーモシュネーに(日本画廊)
1991年 グループ展(ギャラリー絵夢)
      昭樹展(昭和画廊)
1992〜2008年 人人展(東京都美術館)


【作家コメント】
人体の表層を脱型、生の瞬間を凝固、造形し
『玄牝・洞(ゲンビン・ウロ)』を主題に、蝋型鋳造技法により
エロスとタナトスを形象化した作品である。
展示空間は、透明感の中に浮遊するコアとして作品を吊るし、
静謐で濃密な空間として構成する。

尾藤俊彦展によせて 「実存の不安の概念を形象化する」 ヨシダ・ヨシエ(美術評論家)


洞(ウロ)  
錫・アンチモン  810×330×140mm  2008年






穹  
錫・アンチモン  260×460×120mm  






腐朽  錫・アンチモン  670×350×180mm  






窩   
錫・アンチモン  350×190×110mm