山本 一樹 Kazuki Yamamoto
2007.12.3(Mon)-12.8(Sat)

1957年 東京都生まれ
1984年 東京藝術大学大学院美術研究科 修士課程鍛金専攻 修了
1987年 東京藝術大学大学院美術研究科 博士後期課程 満期退学


【個展】
1987年 ギャラリー射手座(京都)
      ギャラリー山口(東京)
1990年 ギャラリー山口(東京)
1994年 ゆう画廊(東京)
1997年 ギャラリー山口(東京)
2004年 K・PLANET gallery(東京)


【グループ展等】
1985年 第11回 群馬青年美術展 入選 群馬県立近代美術館(群馬)
      ’85現代美術の祭典 入選 埼玉県立近代美術館(埼玉)
1986年 “FROM SOUND”ストライプハウス美術館(東京)
      第8回エンバ賞美術展 入選 エンバ中国近代美術館(兵庫)
     ’86現代美術の祭典 入選 埼玉県立近代美術館(埼玉)
      第12回群馬青年美術展 入選 群馬県立近代美術館(群馬)
1987年 第18回現代日本美術展 入選 東京都美術館(東京)・京都市立美術館(京都)
1989年 第6回ふれあい彫刻展 新宿NSビル(東京)
1991年 「風」の造形展 アーティスト100人の新しい風 すみだリバーサイドギャラリー(東京)
1995・97年 地の力 東京藝術大学藝術資料館取手館(茨城)
      鍛金-その素材と造形-展 横浜ベリーニの丘ギャラリー(神奈川)
2002年 “ONE FOURTEEN GALLERY” 茨城県立つくば美術館(茨城)
2005年 「日韓現代美術展 還流-共鳴、共振する場-」大谷資料館(栃木)
      Gallery GOTMOT(韓国)
2006年 「INTERNATIONAL METALWORK 金属とその周辺」静岡文化芸術ギャラリー(静岡)
      「ドローイングをめぐって」 茨城県つくば美術館(茨城)
      他多数

【作家コメント】
心象風景をテーマに制作している。それは、子供の時に見た風景であったり、
旅先でであった風景であったり、高速道路を運転しているときに、
ふと視界の端を通り過ぎた風景であったり…が、原点になっているのだと思う。
綺麗だったのか?面白かったのか?不思議だったのか?
その風景の何かが自分の感性を刺激し、断片的に記憶される。

感性に触れた風景の断片がすぐに作品として出現するときもあるし、10年20年と経って、
熟成されたように出現するときもある。

作品を制作するということは、蓄積された感性の断片を確認している感がある。
感性の原野を少しずつ形にしていくのが、私に課せられた作業である。
出現する風景の断片は、その多くは俯瞰された風景であることが多い。
俯瞰した「感性の断片」。
俯瞰された「自分の感性」。



Prodigal Wind Ascends
  鉄  360×360×20mm




Prodigal Wind Ascends
(部分)





Prodigal Wind Ascends
(部分)





Waft of a Curious Breeze  
鉄・真鍮・銀 915×155×140mm