神園 宏彰 Hiroaki Kamizno
2007.1.22(Mon)-1.27(Sat)


1960年 鹿児島生まれ
2006年 武蔵野美術大学造形学部通信教育課程卒業

1987年 インド旅行を機に絵画と写真の制作を始める
1988年 ゴッホの足跡を追ってヨーロッパゆかりの地を撮影
      この旅行記が「アサヒグラフ」に掲載される
1990年 ゴッホ没後100年を記念して写真展『ひまわり』開催 福岡市美術館市民ギャラリー
      個展『シャドウ・アズ・マインド』 写真作品展示 アートスペース獏(福岡)
1991年 作品『29/7/1990`s portrait of vincent van gogh』写真とテキストが
      フランス・アルルのゴッホ美術館の収蔵・常設展示となる
1992年 個展『ポイント・オフ・ビュウ』 写真作品展示 アートスペース獏(福岡)
1993年 写真展『ひまわり』開催 メゾン・ド・ジュネ(フランス・アルル) アルル国際写真祭参加
1994年 個展『L−モーメント』 写真作品展示 アートスペース獏(福岡)
1995年 個展『抱擁』 写真作品展示 アートスペース獏(福岡)
1999年 個展『顔の旅』 写真作品展示 アートスペース獏(福岡)
2000年 フランス・アルルのゴッホ財団美術館の巡回展
      没後110年 ファンゴッホに捧げられた現代美術
      『オマージュ・ファン・ゴッホ』 三鷹市美術ギャラリー・芦屋市立美術博物館
      個展『顔の旅』 写真作品展示 西インド・ラジャスタン アートスペース獏(福岡)
2002年 個展『風と砂の肖像』 写真作品展示 アートスペース獏(福岡)

2004年 個展『メディテーション』 写真と絵画作品展示 アートスペース獏(福岡)
2006年 個展『線による試行』Vol.1 絵画作品展示 アートスペース獏(福岡)
      個展『線による試行』Vol.2 九州日仏学館ギャラリー(福岡)

神園宏彰ホームページ

profile

タイトル 『線による試行』

テーマ : 絵画空間における身体性とリアリティーの追求

【作家コメント】
人類が、初めて引いた線は、どんな線だったろう。
何かをマネしようとひいたものなのか、無意識に力まかせに引いたものなのか。
岩を削るように掘る線と顔料を使うのせる線のどちらが先立ったのだろうか。
また自分自身が初めて引いた線は、画用紙にクレヨンを塗ったのせた線なのか、
公演の砂場といった地面を削った線、そのどちらだったろうか。
彫塑、彫像、鋳造的な線描。
続いて、繰り返し線といっても実生活にはこれだという具合には明確に存在しない。
ただ二次元の絵画空間にのみ存在する、この線を引く行為は古代から続いている、などなど
そして意識して始めた作品作りも無意識と化して、最後には、
自分だけのオリジナルの絵画空間になることを目指している。
もちろんそこには、無機質な線ではなく、
生命感や躍動感のあふれる線で画面を構成したいと思っている。



作品T  版画紙・墨・鉛筆 1030×728mm 2006


左より 作品6・作品7・作品8 版画紙・水彩・アクリル 1030×728mm 2006




遠景 水彩紙・水性ボールペン 167cm×10M 2006

遠景 部分






 版画紙・墨・鉛筆 1030×728mm 2006




 版画紙・墨・鉛筆 1030×728mm 2006