池田龍雄・風倉匠 箱オブジェ展

2005.6.6(月)-6.18(土)

池田 龍雄  Tatsuo Ikeda

1928年佐賀県生まれ。1948年多摩造形芸術専門学校(現多摩美術大学)入学。花田清輝、岡本太郎らのアヴァンギャルド芸術運動に参加。1950年代より風刺と諧謔を交えたペン画のシリーズを発表。1960年代末から概念芸術に関心を寄せて、パフォーマンスも展開。1973年から、宇宙と生命の深奥を描いた15年におよぶ連作「ブラフマン」シリーズを展開。
文学や映画など多くのジャンルと交わりながら一貫して美術の前衛として今日まで活動し続ける。主な展覧会に、1997年「ねりまの美術97池田龍雄・中村宏」練馬区立美術館ほか。著書に『芸術アヴァンギャルドの背中』(沖積舎)、『絵画の距離』(創樹社)、『夢・現・記』(現代企画室)、『蜻蛉の夢』(海鳥社)ほか。


風倉 匠  Sho Kazakura
1936年大分県生まれ。1956年武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)油絵科入学。1960年代、前衛芸術家グループ 「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」のメンバーとして活動。1979年より大分に拠点を移す。オブジェや絵画で優れた作品を手がけるほか、バルーンなどを用いた独自のパフォーマンスを展開。国際的パフォーマンスとして高い評価を得る。2000年より「共同アトリエ・3号倉庫」(福岡)の総合ディレクターとして若手作家の指導を行う。おもな展覧会に、1980年「絵画の起点を探す検討作業」(大分県立芸術会館)。1986年「前衛美術の日本1910-1970展」(パリ・ポンピドゥーセンター)。1995年「第7回バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ」(バングラデシュ)。2002年「-さわれる原風景を探す-風倉匠展」(大分市美術館)ほか。


池田龍雄

風倉匠