小野木亜美

ONOGI Ami
「Mother of pearl」
2025年3月10日(月)-3月15日(土)

《nano meter》
アクリル、カラーインク、ワニス、楮紙
91.0×60.6cm 4枚組

作家コメント
私の作品に見られる無数の滲みは「細胞」、使用する和紙は「皮膚」の役割を担っている。ミクロとマクロの両方が見られる、透明で深い画面を作り出したい。そうすることで、デジタルには見られない、自由な世界が広がると思うから。
こうした画面で、生命体を生み出すかのように描いていると、水が溢れるかのような絵になっている。もしかしたらこの水は、「羊水」なのかも…。描いた生命体が呼吸をし始めると、いつもそう思う。

プロフィール
1992年 福島県生まれ
2015年 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース卒業
2017年 東北芸術工科大学芸術工学研究科芸術文化専攻洋画領域修了
2021年 東北芸工科大学芸術工学研究科博士後期過程芸術工学専攻修了

[個展]
2016年 「Babble-小野木亜美展-」Gallery b.TOKYO(東京)
2019、20、21、23年 ギャラリー58(東京) (2020年:新世代への視点2020)

[グループ展]
2014年 「天童アートロードプロジェクト てんてん展」天童市美術館(山形)以後毎年
2015年 「東北芸術工科大学青山研究室公開制作展示」西会津国際芸術村(福島)
2016年 「Flora in the Gallery」ギャラリイK(東京)
2017年 「風はなにいろですか」/「ことの葉と空と」ギャラリイK(東京)
2017年 「6SSF-Six Senses Festa-」SPACE K(東京)
2017年 「うごめく東北の鼓動 小野木亜美|高山晴香展」ギャラリー58(東京)
2018、22~25年 「Square展[30×30cmの正方形展]」ギャラリー58(東京)
2018年 「風はなにいろですか」ギャラリイK
2018年 「東北芸術工科大学/TOHOKU CALLING/スモールワークス」オリエアートギャラリー(東京)
2018年 「東北芸術工科大学/大学院レビュー/TOHOKU CALLING」アーツ千代田3331(東京)
2019年 「東北芸術工科大学 TOHOKU CALLING」佐藤美術館(東京)
2019年 「大江町誕生60週年博覧会 Oe EXPO」大江町町民ふれあい会館(山形)
2021年 「YOUNG ARTISTS‘ SHOW2021」GALLERY A8T(宮城)
2021年 「八色の森の美術展-語りかけるいろ、目覚めるかたち」池田記念美術館(新潟)
2021年 「浮遊幻想と透明幻想-梅木花梨|小野木亜美-」G.ART FIELD(東京)
2022年 「TOUGENは何処? 鴻崎正武退任記念ゼミ展」ゆう画廊(東京)
2022年 「八色の森の美術展-たおやかな まなざし」
2023年 「TUAD ART-LINKS 2023」オリエアート・ギャラリー(東京)
2023年 あいづまちなかアートプロジェクト「会津ヒトとマチとのアート展」会津若松市文化センター(福島)
2024年 「表層の冒険-抽象のイコノクリティック」ギャラリー鴻(東京)
2024年 「第8回八色の森の美術展-〈他者〉を存在させるために-こども絵画展」池田記念美術館(新潟)

[その他]
2015年 「東北芸術工科大学洋画コース卒業作品展」一般美術賞受賞
2016年 「公益財団法人佐藤国際文化育英財団 第25会奨学生美術展」佐藤美術館(東京)
2020年 「新世代への視点2020」オーディエンス賞受賞 ギャラリー58(東京)


2023年の個展
2021年の個展
2020年の個展
2019年の個展
2017年の2人展