石井博康
ISHII Hiroyasu
2021年6月7日(月)−6月19日(土) 日曜休廊
作家コメント
子供の頃、故郷の高梁川の橋の上から、その清流を飽かず眺めた。
真下に見える川面にたゆたう光、決して同じ光景を見せることのない水の層の変幻に心を奪われた。
水面を透過して見える川底の石や水草はゆらゆらと揺らめきながらも、その位置を変えることはない。
しかし膨大な水量は川上から川下へ絶えず移動し続けるのだった。
プロフィール
1952年 岡山県生まれ
1977年 東京芸術大学油画科卒業
[主な個展]
1983、84、86、87年 ギャラリー山口(東京)
1988年 ぎゃらりぃセンターポイント(東京)
1999、00、02、04年 フタバ画廊(東京)
2006年 色彩美術館<菅原猛企画>(東京)
2010、12、15、16年 ギャラリー58(東京)
2013、15年 ギャラリーとわーる(福岡)
2018年 石井博康退任展 山形藝術学舎(山形)
[主なグループ展]
1985年 「現代日本美術展」東京美術館、京都市美術館
1987年 「ウォールアート展」エルゴギャラリー(東京)
1988年 「板橋INSTALLATION<花>」板橋区立美術館
1989年 「版概念<過去・現在・未来を採集する版画>展」ギャラリーαM(東京)
1990年 「絵画のパラダイス」ぎゃらりぃセンターポイント(東京)
「検証、そして ‥‥」千葉県立美術館
1992年 「現代美術新世代展?清州・千葉92」国立清州博物館(韓国)
1994年 「板橋の現況展」板橋区立美術館
1997年 「WORKS 1997展」フタバ画廊(東京)
2004年 「第五回中日友好交流展」中国湖北学院美術館(中国、武漢)
2005年 「Japan/Wisconsin Arts Exchange」ネビル博物館/ウエストベンド美術館(WI,USA)
2006年 「アートバトル 小林裕児vs石井博康vs齋藤徹」ギャラリー椿(東京)
2007年 「New Classicism」アートフロンティア(東京)
2009年 「表層の冒険者たち Vol.4」CASO海岸通ギャラリー(大阪)
2010年 「それぞれの<0>2010展」銀座井上画廊(東京)
2011年 「生まれるイメージ」山形美術館(山形)
2012年 「東北芸術工科大学の美術家たち」神田日勝記念美術館(北海道)
2013年 「それぞれの<0>2013展」 銀座井上画廊(東京)
2014年 「抽象6人展」新潟美術学園ギャラリー(新潟)
2014年 「青木繁<海の幸>オマージュ展」ギャラリー・ヒルゲート(京都)
2015年 「東北芸術工科大学洋画教員展」晩翠画廊(宮城)
2015-2021年 「Square展」ギャラリー58(東京)
2016、2017年 「それぞれの<0>展」銀座井上画廊(東京)
2017年 「表層の冒険-抽象のアポカリプス」ギャラリー鴻(東京)
2017- 2020年 「八色の森の美術展」池田記念美術館(新潟)
2019年 「表層の冒険-抽象のミュトロギア」ギャラリー鴻(東京)
2020年 「八色の森の美術スピンオフ展」人形町ヴィジョンズ(東京)
2021年 「表層の冒険-抽象のバロキスム」ギャラリー鴻(東京)
[作品収蔵]
ニッセイ総合研修所
色彩美術館、他