秋山恭子
AKIYAMA Kyoko
2020年2月24日(月)−2月29日(土)
作家コメント
耳を澄ますと感じる。
木立の中を抜ける風音のような優しい葉音。
静けさを裂く夜啼き鳥の声、瞬間移動し遠ざかるこだまのように消えていく。
暗闇に慣れた目に浮かぶ山の稜線。
寝静まっているかのように思える森の夜。
目に見えぬ分五感が鋭く研ぎ澄まされる。
自分の中で広がる暗夜の感覚。
金属を使って有機的なもの、音、時間をどのように表現出来るか造り続けている。
プロフィール
1954年 東京都生まれ
1976年 東京藝術大学彫刻科卒業
[個展]
2008年 ギャラリー58(東京)
2012年 ART SPACE はね(東京) ほか
[グループ展]
1990~1999年 「彫刻50’4-2集人∞展」銀座アートホール・原宿GALLERY80(東京)
2012年 「煌めくART展」秩父神社(埼玉)
2019年 「彫刻50’4-2集人∞展」芦川画廊(東京) ほか