吉野辰海

Tatsumi Yoshino
2015年11月16日(水)−11月28日(土) 日曜休廊

《巻舌犬》FRP、油彩 62×26×31cm
《pepper dog 2015 Ⅲ》水彩、紙 28.5×19.5cm

吉野辰海は1960年、前衛芸術グループ「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」のメンバーとして活動。1970年代末より現在まで一貫して、犬をモチーフにした立体作品を主軸に発表しています。
ユーモアや悲哀を感じさせる様々な犬の表情から、人類に普遍的な苦悩や思索性が垣間見え、ねじれて立つ犬の姿には、万物の永久運動を暗示する螺旋運動(SCREW)が内在しています。
2009年からは、犬と少女と象が一体化した「象少女」シリーズを展開してきましたが、今回の新作展では、ふたたび「犬」に立ち返り、頭部の立体作品とドローイングをあわせて展示いたします。

《ear》鉛筆、紙 17×24cm

吉野辰海 YOSHINO Tatsumi
1940年 宮城県生まれ
1959年 武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)油絵科入学
1960年 ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズのメンバーとして活動 

主な個展
1964年 「MONO-KUISHOW」内科画廊(東京) 
1966、68年 「INTERIOR」村松画廊(東京) 
1986、87、88年 「Screw-らせん」 画廊春秋(東京) 
1990、91、93、95、97、99、02、05、07、09年 東邦画廊(東京) 
1992年 佐野画廊および佐野埠頭ギャラリー(香川) 
1994年 「吉野辰海展(1994の犬)」ギャラリー新居(大阪) 
1999年 中京大学アートギャラリー C・スクエア(愛知) 
2001、09年 ギャラリーとわーる(福岡)
2009、11、13年 ギャラリー58(東京)
2011年 E&Cギャラリー(福井) 
2012年 「清水晃・吉野辰海 漆黒の彼方/犬の行方」埼玉県立近代美術館(埼玉)

主なグループ展 
1960年 「第2回ネオ・ダダ」 吉村アトリエ(東京)/「第3回ネオ・ダダ」日比谷画廊(東京) 
1961、62、63年 「読売アンデパンダン展」東京都美術館(東京) 
1969年 「第9回現代日本美術展:現代美術のフロンティア」東京都美術館(東京) 
1971年 「第10回現代日本美術展:人間と自然」東京都美術館(東京) 
1987年 「オブジェ-逸脱する物質展」つかしんホール(兵庫) 
1990年 「現代彫刻の歩み-Ⅲ」 神奈川県民ホールギャラリー(神奈川) 
1991年 「芸術と日常:反芸術/汎芸術」大阪国立国際美術館(大阪) 
1993年 「異形のFigure 東北の三人」展 宮城県美術館(宮城) 
1996、05年 「現代美術の磁場TSUKUBA」つくば美術館(茨城) 
1997年 「日本の夏1960-64」 水戸芸術館(茨城) 
1998年 「ネオ・ダダJAPAN 1958-1998 -磯崎新とホワイトハウスの面々-」大分アートプラザ(大分) 
2002年 「熊本市現代美術館開館記念展:アティチュード2002」熊本市現代美術館(熊本) 
2003年 「アートみやぎ2003」宮城県美術館(宮城) 
2004年 「4人の作家によるArt≒prophecy・予言(する力)池田龍雄・風倉匠・田部光子・吉野辰海」ギャラリーとわーる(福岡) 
2005年 「第21回現代彫刻展」宇部市常盤公園(山口) 
2006年 「縄文と現代~二つの時代をつなぐ 『かたち』 と 『こころ』 」青森県立美術館(青森) 
2007年 「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展 森美術館(東京) 
2007年 「風倉匠・田中信太郎・吉野辰海 ドローイング展」ギャラリー58(東京)
2009、11、13、15年 「ART SESSION TSUKUBA」つくば市
2009年 「Art Program OME 2009 7th 『空間の身振り』 展」青梅市(東京)
2010年 「前衛★R70展 -70歳未満出品不可・完全最新作-」ギャラリー58(東京)
2012年 「自画像★2012」ギャラリー58(東京)
2014年 「種村季弘の眼・迷宮の美術家達」 板橋区立美術館(東京)

パブリック・コレクション
宮城県美術館、青森県立美術館、東京国立近代美術館、大阪国立国際美術館、徳島県立近代美術館、熊本市現代美術館、大分市美術館、佐久市美術館、宇部市、大宮市、他


2013年の個展
2012年 自画像★2012
2011年の個展
2010年 前衛★R70展
2009年の個展
2007年 ネオダダ三人展