うごめく東北の鼓動  -高橋桃・田島治樹-

2013.9.30(mon)-10.5(sat)

「健康保険」10月号インタビュー

高橋 桃  Momo Takahashi


1989年 青森県生まれ
2011年 成安造形大学卒業
現在 東北芸術工科大学大学院修士課程芸術文化専攻洋画領域2年在籍中


<グループ展>
2012年 「アトリエクマガイ小品展」仙台泉中央書ギャラリー(宮城)

<パフォーマンス>
2010年 《ニパフ》所属
      インド、バングラデシュでパフォーマンスを行う


作家コメント:
私は自己の作品が、他者から見た場合に、自然の産物を見るような感覚であってほしいと願っている。自然とはあるがままの状態を示し、その状態から生まれた、意識的ではない動きを様々なものから見出していきたい。

《ちょっと走ってきました》 
キャンバス、油彩
2273×1818mm




《環》 
パネル、アクリル、コラージュ、他 
1620×1303mm


田島 治樹  Haruki Tajima


1988年 埼玉県生まれ
2013年 東北芸術工科大学芸術学部洋画コース卒業
現在 東北芸術工科大学大学院修士課程芸術文化専攻洋画領域1年在籍中

<グループ展>
2010年 「東北画は可能か?」アートスペース羅針盤(東京)
2011年 「東北画は可能か?-方舟計画-」 imura art gallery(東京)
2013年 ひじおりの灯(山形)

<受賞>
2012年 「第15回岡本太郎現芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館(神奈川)
2013年 公益財団法人佐藤国際文化育英財団 第23期奨学生


作家コメント:
建造物、構造物というのは、絵画作品における「バベルの塔」に象徴されるように、文明の隆盛と深い関わりを持っている。また、人間が生み出した人工物は必然的に社会構造を内包しているように感じる。常に監視を強いられる監視カメラや、パソコンだけでのコミュニケーションに依存する人々、都市の無計画な広がりなど、建造物、構造物を描くことでそれらを警鐘することが可能だろうか。私は、現代の構造物の断片を集めそして組み合わせることで、空虚な世界、あるいは廃墟の世界の表象を試みている。