quartette  -堤康博・永岡美恵子・野中創・松尾ひろみ-

2013.8.19(mon)-8.24(sat)


《古映》 キャンバス、油彩 606×606mm
堤 康博 Yasuhiro Tsutsumi

1967年 福岡県生まれ
1990年 九州産業大学芸術学部美術科卒業
 
<個展>
2008、10、12年 画廊カンヴァス(福岡)
2011年 地中海レストランMEDINA(福岡)
2013年 カフェおかざき(福岡)
<グループ展>
2004、08、10、12年 「n548展」福岡市立美術館(福岡)
2006年 「n548展」福岡県立美術館(福岡)
2009、10年 「作家、その1点展」画廊カンヴァス(福岡)

作家コメント:
記憶の深みにある情緒を表現したく、
抑えた色調と歪んだ線で構成しています。
 










《minamo》 キャンバス、アクリル 530×455mm
永岡 美恵子 Mieko Nagaoka

1976年 大阪府生まれ
1999年 九州産業大学芸術学部美術学科卒業
<個展>
1999年 アートスペースカリーナ(福岡)
2001年 BRAVO!(福岡)
2003年  ギャラリー翔(福岡)
2006年 ディーキューブギャラリー(福岡)
2009年 Gallery YANYA[企画展「表現郷」](福岡)
2011年 ギャラリーとわーる(福岡)

<グループ展>
2000、01年 CROSS OVER (00/福岡、01/大邱)
2003年 韓・日 現代絵画国際交流展(ソウル)
2007年 日韓現代美術展(福岡)
2009、10年 零のゼロ(09/大分、10/埼玉)
2012年 quartette[GALLERYとわーる企画](福岡)

作家コメント:
キャンバスにアクリル絵具で心象風景を描いています。エスキースや下描きを行わず、画面の中の色かたちが次のひと筆を進めてくれるのに従います。画面上に現れては消えていく様々な風景の一つと、記憶の中にある風景が上手く溶け合った時、完成します。





《work-12-05》 キャンバス、油彩 1620×1303mm
野中 創 Hajime Nonaka

1968年 長崎県生まれ
1990年 九州産業大学芸術学部美術学部卒業
1992年 九州産業大学大学院芸術研究科絵画専攻修了

<個展>
1991年 福岡県立美術館第4展示室(福岡)
1998年 ART SPACE 獏(福岡)
2002、07、12年 ギャラリーとわーる(福岡)

<グループ展>
1990年 「第1回風の芸術展」南溟館(鹿児島)
1992年 「九州現代版画展」福岡市立美術館(福岡)
1999年 「アジア現代版画展」福岡アジア美術館(福岡)
1992-10年 「N548展」福岡市立美術館・福岡県立美術館(福岡)
2012、13年 「コンテンポラリーアート展」ギャラリーとわーる(福岡)
2013年 「第2回教師による美術展-次代に挑む-」岡垣サンリーアイ(福岡)

作家コメント:
不確定な表現は、色のうすい記憶です。
いろいろな場所や時間の中で考え、そして選択したモノです。
通過する時間がとても長いフィルタ(思考)です。
カンヴァスの上に表したり木を彫り、紙に写し表したり
その時の気持ちがゆっくり選択するのです。





《The Shape of life》 オーガンジー、アクリル 150×150mm

松尾 ひろみ Hiromi Matsuo

1962年 福岡県生まれ
1987年 九州産業大学大学院芸術研究科美術専攻終了

<個展>
1989-2011年 ギャラリーとわーる(福岡)
1993年 J2ギャラリー(東京)
1994年 福岡市美術館(福岡)
1995年 ルナミ画廊(東京)
2006年 ギャラリー貘(福岡)

<グループ展>
1994、03、07年 「日韓現代絵画展」
     (94、03世宗会館 ソウル・ 07アジア美術館 福岡)
1995年 「水の波紋展」東山手洋館群(長崎)
2004年 「第13回 英展『抽象・幻想』」田川美術館(福岡)
2006年 「ART WEAR &TEXTILE『感』」ロッテデパート(釜山)
2009、12年 「九州コンテンポラリーアート」県立美術館(09福岡、12熊本)

作家コメント:
ここ数年、オーガンジーという布に描いている。オーガンジーの間に、和紙に描いた作品をはさんでみたのがきっかけだった。もっと軽く、もっと揺れ動く感じを手に入れたくて、直接描くようになった。
「The shape of life (生きている形)」
1oにも満たない布一枚の上や、その下に確かにある「形」を描いてみたい。
重ねていくことで、より揺らめき、儚げだが確かにそこにある「形」、皮膚一枚の下に、流れ、留まり、渦巻き、広がっていく「形」、まだ掴みきれない、生きている「形」…。これからさらに、私の中でうごめいている「形」を、描いていきたい。