三浦 健   Takeru Miura

2013.5.13(mon)-5.18(sat)


展覧会タイトル「幸福画報」‐幸福は社会的価値‐


2012年の個展
2011年の個展
2010年12月の個展
2010年 3月の個展
《 「幸福画報」-幸福は社会的価値 - 並んで2 》 キャンバス、油彩 970×1303mm




作家コメント:

幸福は、個人固有の固体的な意識であると共に社会的意識として社会的価値を持っています。
それは個人を制約し、また、様々に条件付けられ制約されながら歴史的に積み重ねられた、
相対的な社会的努力の総和として成り立っています。

社会的に色々なことが相対的だという現状は、なんら絶対性を否定しませんが、
その総和が絶対性と等しくないからといって、
現状しうるあらゆる相対的な社会的努力をしなくていいことにはなりません。

個人固体は、積極的に社会に参加し、それを主体的に構成する個人固体として
尊厳ある自己と価値ある社会的意識を形成するため、たゆまぬ努力をしなくてはなりません。




プロフィール:

1983年 神奈川県生まれ
2004年 國學院大学文学部史学科中途退学
2008年 和光大学表現学部芸術学科卒業

<個展>
2008年 「幸福画報 - 小市民主義的思考パラダイムへの称賛と批判の全てをこめて」 フタバ画廊(東京)
2010年3月 「幸福画報 - 富と豊かさの理性的認識を目指して」 ギャラリー58(東京)
2010年12月 「幸福画報 - 幸福の知性的主体性」 ギャラリー58(東京)

2011年 「幸福画報 - 意味としての豊かさ 」(新世代への視点2011) ギャラリー58(東京)
2012年 「幸福画報 - 集合表象としての尊厳ある豊かさを目指して」 ギャラリー58(東京)