徳山 たろ  TOKUYAMA Taro

2011.7.11(mon)-7.16(sat)


展覧会タイトル 「2007-2011」

堆積  葉書  250×250mm 

【作家コメント】
我々現代人は、快適に生活をするために、傲慢に物を支配し秩序立ててきましたが、
その代償として本当にたいせつなモノを見失ってきたのかもしれません。

この地球上に生かされている一人の人間として、物事を支配しようとするのではなく、
ただ自然や環境、時が醸造してきた「過去」を受け入れ、尊重し、
それらと謙虚に共存することによって、物質的でも表面的でもない、
より本質的に豊かなモノが見えてくるのではないかと考えています。


私にとって作品とは、その時、その時に大切にしている心や哲学、
思想によって生まれる足跡や影でしかありません。
伝えたいのは、視覚的なイメージというより、それを支えているもっと根本的なモノ。
目に見える一つの作品()を何故、そして、どのように作り上げたかということなのです。


【プロフィール】

1982年 長崎県生まれ
2001年 スペインに渡る
2010年 マドリッド・コンプルテンセ大学芸術学部卒業
2010 スペインから帰国


<個展>
2007年 「Re愛・Re人」KTNギャラリー(長崎)
2009年 「El Tiempo y La Forma(時と形相)」エル・カマローテ(シウダ・レアル、スペイン)

<主なグループ展>
2005年 Grabadores del Circulo de Bellas Artes de Madrid
      (シルクロ・デ・ベリャス・アルテス・デ・マドリッド版画家展)
」オガール・バスコ(マドリッド、スペイン)
2007年 「IV Premio de Dibujo y Obra Grafica 2007(4回・グラフィック、ドローイング展)
      マドリッド・コンプルテンセ大学植物園展示室(マドリッド、スペイン)

2007年 「XVII Certamen de Dibujo Gregorio Prieto(17回・グリゴリオ・プリエト・ドローイング展)
      グレゴリオ・プリエト財団(バル・デ・ペーニャス、スペイン)

2008年 「 Becarios de Ayllon(ベカリオ・デ・アイリョン展)
      オビスポ・ベリョシーリョ宮殿・現代美術館(セゴビア、スペイン)

2008年 「 Artistas Jovenes(若手作家展)」ロス・セラーノス宮殿(アビラ、スペイン)
2009年 「Cosmo Arte (コスモ・アート展)」カサ・ゴンゴラ(コルドバ、スペイン)
2009年 「La septima promocion de la Fundacion Antonio Gala(7期・アントニオ・ガラ財団展)
      アントニオ・ガラ財団(コルドバ、スペイン)

2009年 「La septima promocion de la Fundacion Antonio Gala(7期・アントニオ・ガラ財団展)
      デモ・ソレーラ・ギャラリー(マルベーリャ、スペイン)

2009年 「XIX Certamen de Dibujo Gregorio Prieto(第19回・グリゴリオ・プリエト・ドローイング展)」
      グレゴリオ・プリエト財団 (バル・デ・ペーニャス、スペイン

2010年 「Grupo B (グループB)」 エスパッシオ・オーチョ (マドリッド、スペイン
2010年 「Arte en Libro (本におけるアート展)」 
      マルケス・デ・バルデシーリャ歴史図書館 (マドリッド、スペイン)

201011年 「長崎の作家展」タイピント画廊(長崎)
2011年 「第11回 三菱商事アート・ゲート・プログラム」表参道GYRE(東京)

助成、受賞歴>
2008年 セゴビア県のアイリョン市よりBeca(制作助成Artist in residence)に選抜される
2008年 マドリッド・コンプルテンセ大学芸術学部絵画科賞
2008年 アントニオ・ガラ財団よりBeca(制作助成Artist in residence)に選抜される
2011年 公益法人財団・野村財団より助成

<パブリックコレクション>
マドリッド・コンプルテンセ大学芸術学部(マドリッド、スペイン)
アイリョン市オビスポ・ベリョシーリョ宮殿・現代美術館(セゴビア、スペイン)
アントニオ・ガラ財団(コルドバ、スペイン)